●ストアドプロシージャとは
データベース管理システム(DBMS)の機能の1つで、複数のSQL文を1つにまとめて、保存したもの。
●出題された回(平成29年度春期以降)
令和5年度春期
ストアドプロシージャの説明
ストアドプロシージャとは、データベース管理システム(DBMS)の機能の1つで、複数のSQL文を1つにまとめて、保存したものです。
通常プログラムからデータベースのデータを利用する時、SQL文をデータベースに発行してデータを受け取る必要があります。
しかし、実行する複数のSQL文をストアドプロシージャとしてまとめて保存すれば、プログラムからストアドプロシージャの実行を指示するだけで良くなります。
ストアドプロシージャを使えば、SQL実行のために何度もデータベースにアクセスしなくて良くなり、アプリケーションサーバとデータベースサーバ間の通信回数が減るので、処理速度が速くなります。
過去問
応用情報技術者 午前試験
令和5年度春期問27
クライアントサーバシステムにおけるストアドプロシージャの記述として、誤っているものはどれか。
ア アプリケーションから一つずつSQL文を送信する必要がなくなる。
イ クライアント側のCALL文によって実行される。
ウ サーバとクライアントの間での通信トラフィックを軽減することができる。
エ データの変更を行うときに、あらかじめDBMSに定義しておいた処理を自動的に起動・実行するものである。
正解と解説
正解は”エ”
自動的に起動・実行はしません。ストアドプロシージャを使う場合は呼び出しを行う必要があります。
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