●4P分析とは
企業側の視点で4つの観点から行うマーケティング分析。
・製品(Product)
・価格(Price)
・流通(Place)
・宣伝(Promotion)
●出題された回(平成29年度春期以降)
令和元年度秋期
説明
4P分析とは、企業側の視点で製品(Product)・価格(Price)・流通(Place)・宣伝(Promotion)の4つの観点から行うマーケティング分析です。
製品(Product)
顧客にどういう製品・サービスを提供するかを考えます。
価格(Price)
価格設定を考えます。
流通(Place)
どういう経路・手段で製品を提供するかを考えます。
店舗販売にするか?Webサイトで売るか?も流通手段ですね。
宣伝(Promotion)
どうやって顧客に製品を知ってもらうかを考えます。
同時に抑えるべき4C分析
4C分析とは、買い手側の視点で顧客価値(Consumer value)・価格(Cost)・利便性(Convention)・コミュニケーション(Communication)の4つの観点から行うマーケティング分析です。
顧客価値(Consumer value)
顧客にとって価値のある製品・サービスかを考えます。
価格(Cost)
提供する製品・サービスの価格が顧客にとって妥当か考えます。
利便性(Convention)
顧客が製品・サービスを購入しやすいかどうか考えます。
コミュニケーション(Communication)
企業側の意思が顧客に伝わっているかを考えます。
4P分析と4C分析の関係性
4P分析と4C分析の観点はそれぞれ下図のように対応しています。
過去問
応用情報技術者 午前試験
令和元年度秋期問68
売り手側でのマーケティング要素4Pは、買い手側での要素4Cに対応するという考え方がある。4Pの一つであるプロモーションに対応する4Cの構成要素はどれか。
ア 顧客価値(Customer Value)
イ 顧客コスト(Customer Cost)
ウ コミュニケーション(Communication)
エ 利便性(Convenience)
正解と解説
正解は”ウ”
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