●データマイニングとは
大量の蓄積されたデータを解析して、今まで発見されていなかった有用な事実を発見する方法。
●出題された回(平成29年度春期以降)
令和4年度春期/平成29年度秋期/平成29年度春期
データマイニングの説明
データマイニングとは、大量の蓄積されたデータを解析して、今まで発見されていなかった有用な事実を発見する方法です。
大量のデータとは、それはそれは大量で、人間が一々分析するには多すぎるくらいのデータです。それをコンピュータを用いて、解析してもらい、今まで発見されていなかった規則性などを発見します。
マイニングには「採掘する」という意味があります。マインクラフトやマインスイーパーでお馴染みの言葉です。
過去問
応用情報技術者 午前試験
令和4年度春期問30、平成29年度春期問30
ビッグデータの利用におけるデータマイニングを説明したものはどれか。
ア 蓄積されたデータを分析し、単なる検索だけでは分からない隠れた規則や相関関係を見つけ出すこと
イ データウェアハウスに格納されたデータの一部を、特定の用途や部門用に切り出して、データベースに格納すること
ウ データ処理の対象となる情報を基に想定した、データの構造、意味及び操作の枠組みのこと
エ データを複数のサーバに複製し、性能と可用性を向上させること
正解は”ア”
蓄積されたデータを分析して、隠れた規則や相関関係を見つけるのがデータマイニングです。よって、”ア”が正解です。
応用情報技術者 午前試験
平成29年度秋期問30
データマイニングの説明として、適切なものはどれか。
ア 基幹業務のデータベースとは別に作成され、更新処理をしない集計データの分析を主目的とする。
イ 個人別データ、部門別データ、サマリデータなど、分析の目的別に切り出され、カスタマイズされたデータを分析する。
ウ スライシング、ダイシング、ドリルダウンなどのインタラクティブな操作によって多次元分析を行い、意思決定を支援する。
エ ニューラルネットワークや統計解析などの手法を使って、大量に蓄積されているデータから、特徴あるパターンを探し出す。
正解は”エ”
コンピュータで大量に蓄積されているデータから特徴を探し出すのが、データマイニングです。よって、”エ”が正解です。