●分割統治法とは
大きな問題を小さく分解してから解決していく手法。
●出題された回(平成29年度春期以降)
令和3年度春期
分割統治法の説明
分割統治法とは、問題解決手法の一つで、大きな問題を小さな問題に分割してから解決していく手法です。アルゴリズム設計等でも活かされている考え方です。
一見すると複雑で難しい問題も、分解していくと考えやすくなります。また、分解することで、他の人に振ることも出来るので、1人にかかる負担も小さくすることが出来ます。
過去問
応用情報技術者 午前試験
令和3年度春期問7
アルゴリズム設計としての分割統治法に関する記述として、適切なものはどれか。
ア 与えられた問題を直接解くことが難しいときに、幾つかに分割した一部分に注目し、とりあえず粗い解を出し、それを逐次改良して精度の良い解を得る方法である。
イ 起こり得る全てのデータを組み合わせ、それぞれの解を調べることによって、データの組合せのうち無駄なものを除き、実際に調べる組合せ数を減らす方法である。
ウ 全体を幾つかの小さな問題に分割して、それぞれの小さな問題を独立に処理した結果をつなぎ合わせて、最終的に元の問題を解決する方法である。
エ まずは問題全体のことは考えずに、問題をある尺度に沿って分解し、各時点で最良の解を選択し、これを繰り返すことによって、全体の最適解を得る方法である。
正解と解説
正解は”ウ”
全体を小さな問題に分割してから解決していくのが分割統治法です。よって、”ウ”が正解です。
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