●BLEとは
少ない電力で動くBluetooth。近距離の通信で用いられる無線機器。
●出題された回(平成29年度春期以降)
令和3年度春期
BLEの説明
BLEとは少ない電力で動くBluetoothです。BLEはBluetooth Low Energyの略で、訳すると「低いエネルギーのBluetooth」になります。
Bluetoothには近距離で無線で通信するという特徴があります。Bluetoothイヤホンやマウス等が想像しやすい例です。
BLEはBluetoothよりも省電力で動く代わりに通信速度が遅くなったものです。ボタン電池1つで1年間使える程、省電力なものもあるみたいですね。
BLEはIoT家電に使われていて、外から家電を操作できる仕組みに繰り込まれています。
過去問
応用情報技術者 午前試験
令和3年度春期問32
IoTで用いられる無線通信技術であり、近距離のIT機器同士が通信する無線PAN(Personal Area Network)と呼ばれるネットワークに利用されるものはどれか。
ア BLE(Bluetooth Low Energy)
イ LTE(LongTerm Evolution)
ウ PLC(Power Line Communication)
エ PPP(Point-to-Point Protocol)
正解と解説
正解は”ア”
BLEでは近距離で無線通信をします。よって正解は”ア”です。
ちなみに、
LTE:3G携帯と4G携帯の間で使われていた通信技術
PLC:電気を流す線を使って通信する技術
PPP:1対1でデータを送受信するためのプロトコル
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