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【応用情報技術者】べき等とは何か

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●べき等とは
ある操作を1回行っても複数回行っても結果が同じであること。

出題された回(平成29年度春期以降)
令和5年度春期

べき等の説明

べき等とは、ある操作を1回行っても複数回行っても結果が同じであることです。

べき等性を保証することは大切です。
例えば、データベースを更新する操作で処理の途中にシステムエラーが発生したとします。しかし、操作にべき等性があれば何度実行しても同じ結果になるので、安心して再実行することが出来ます。

過去問

応用情報技術者 午前試験
令和5年度春期問28

データベースの操作の説明のうち、べき等(idempotent)な操作の説明はどれか。

ア 同一の操作を複数回実行した結果と、一回しか実行しなかった結果が同一になる操作

イ トランザクション内の全ての処理が成功したか、何も実行されなかったかのいずれかの結果にしかならない操作

ウ 一つのノードへのレコードの挿入処理を、他のノードでも実行する操作

エ 複数のトランザクションを同時に実行した結果と、順番に実行した結果が同一になる操作

正解と解説

正解は”ア”

ちなみに、イは原子性の説明です。原子性もたまに問われるので覚えておきましょう。