●ARPとは
IPアドレスからMACアドレスを取得するプロトコル。
●出題された回(平成29年度春期以降)
令和3年度秋期/令和元年度秋期/平成29年度秋期
ARPの説明
ARPとは、IPアドレスからMACアドレスを取得するプロトコルです。
IPアドレスとは、インターネット上の住所みたいなもので、
MACアドレスとは、特定のネットワーク内で使われる住所みたいなものです。
どちらもネットワーク機器を識別するための情報ですが、役割が異なります。
・IPアドレス:最終的にデータを届けるネットワーク機器の情報
・MACアドレス:隣接するネットワーク機器の情報
ちなみに、RARPというMACアドレスからIPアドレスを取得するプロトコルもあります。RARPも応用情報技術者試験に出題された過去があるので、同時に抑えておきましょう!
過去問
応用情報技術者 午前試験
令和3年度秋期問32、令和元年度秋期問33
TCP/IPネットワークにおけるARPの説明として、適切なものはどれか。
ア IPアドレスからMACアドレスを得るプロトコルである。
イ IPネットワークにおける誤り制御のためのプロトコルである。
ウ ゲートウェイ間のホップ数によって経路を制御するプロトコルである。
エ 端末に対して動的にIPアドレスを割り当てるためのプロトコルである。
正解は”ア”
ARPはIPアドレスからMACアドレスを得るプロトコルです。よって、”ア”が正解です。
応用情報技術者 午前試験
平成29年度秋期問34
IPv4においてIPアドレスからMACアドレスを取得するために用いるプロトコルはどれか。
ア ARP イ DHCP ウ ICMP エ RARP
正解は”ア”
ARPはIPアドレスからMACアドレスを得るプロトコルです。よって、”ア”が正解です。