●キャパシティプランニングとは
システムを導入する時にシステムの性能に対する計画を立てること。
●出題された回(平成29年度春期以降)
令和元年度秋期
キャパシティプランニングの説明
キャパシティプランニングとは、システムを導入する時に、処理速度や応答時間等のシステムの性能に対する計画を立てることです。
キャパシティプランニングは次のような手順で行います。
- 現在のシステムの性能を分析します。
- 今後事業を進めていく上でどれくらいの性能が必要なのか調べます。
- 現在のシステムで今後やっていけるのか予測をします。
- 3での予測を踏まえた上で必要なハードウェアの増設を検討します。
現状の把握と今後の予定を踏まえた上で、必要なハードウェアを揃えていきましょうといったことですね。
過去問
応用情報技術者 午前試験
令和元年度秋期問14
キャパシティプランニングの目的の一つに関する記述のうち、最も適切なものはどれか。
ア 応答時間に最も影響があるボトルネックだけに着目して、適切な変更を行うことによって、そのボトルネックの影響を低減又は排除することである。
イ システムの現在の応答時間を調査し、長期的に監視することによって、将来を含めて応答時間を維持することである。
ウ ソフトウェアとハードウェアをチューニングして、現状の処理能力を最大限に引き出して、スループットを向上させることである。
エ パフォーマンスの問題はリソースの過剰使用によって発生するので、特定のリソースの有効利用を向上させることである。
正解と解説
正解は”イ”
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