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【応用情報技術者】フラッシュメモリとは何か

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●フラッシュメモリとは
電力の供給なしでデータを保持し続けることが出来る記憶装置。

出題された回(平成29年度春期以降)
令和4年度秋期

フラッシュメモリとは

フラッシュメモリとは、電力の供給なしでデータを保持し続けることが出来る記憶装置です。

USBメモリやSDカードがフラッシュメモリの代表例です。USBカードはパソコンから抜いて電力の供給を停止してもデータを保持し続けます。これはフラッシュメモリの特性です。

フラッシュメモリの仕組み

フラッシュメモリの中には無数のセルが存在し、そのセルの機能によってデータを保存します。

データが保存されている時はフローティングゲートに電子が格納され、容量が空いている時はソースに電子が格納されます。

データを読み込む時は、ソース・ドメイン間に電流を流します。フローティングゲートに存在する電子の数が多い程、ソース・ドメイン間に流れる電流は弱くなります。電流の強弱を検知することで、データの読み出しを行います。

データを書き換える場合は、一度フローティングゲートに含まれる電子をソースに戻して、もう一度、必要な量の電子をフローティングゲートに送りこみます。つまり、前のデータを削除してから書込みを行っているという訳です。

過去問

応用情報技術者 午前試験
令和4年度秋期問22

フラッシュメモリの特徴として、適切なものはどれか。

ア 書込み回数は無制限である。

イ 書込み時は回路基板から外して、専用のROMライターで書き込まなければならない。

ウ 定期的にリフレッシュしないと、データが失われる。

エ データの書換え時には、あらかじめ前のデータを消去してから書込みを行う。

正解と解説

正解は”エ”