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【応用情報技術者】かんばん方式とは何か

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●かんばん方式とは
生産ラインにおいて必要な物を、必要な時に、必要な量だけ調達するための仕組み。無駄な在庫を減らすことが出来る。

出題された回(平成29年度春期以降)
令和4年度春期

かんばん方式の説明

かんばん方式とは、生産ラインにおいて必要な物を、必要な時に、必要な量、調達するための仕組みです。かんばん方式を採用することによって、部品などの在庫を極力減らすことが出来ます。

(おまけ)かんばん方式のやり方

工場に存在する部品箱にはかんばんが付いています。このかんばんには部品の種類と数が書かれています。

部品箱を開けて1個でも部品を使えば、かんばんを外して部品工場に渡します。
部品工場に渡すかんばんの数=組み立て工場で使った部品箱の数になるので、使った分だけを発注でき、余分な在庫管理をする必要がなくなるということになります。

過去問

応用情報技術者 午前試験
令和4年度春期問72

“かんばん方式”を説明したものはどれか。

ア 各作業の効率を向上させるために、仕様が統一された部品、半製品を調達する。

イ 効率よく部品調達を行うために、関連会社から部品を調達する。

ウ 中間在庫を極力減らすために、生産ラインにおいて、後工程が必要とする部品を自工程で生産できるように、必要な部品だけを前工程から調達する。

エ より品質の高い部品を調達するために、部品の納入指定業者を複数定め、競争入札で部品を調達する。

正解と解説

正解は”ウ”
かんばん方式とは、中間在庫を減らすために、必要な物を、必要な時に、必要な量、調達する仕組みです。よって、”ウ”が正解です。