応用情報技術者 PR

【応用情報技術者】ウォッチドッグタイムとは何か

記事内に商品プロモーションを含む場合があります

●ウォッチドッグタイムとは
システムの異常を検知し、システムを終了する機能。

出題された回(平成29年度春期以降)
令和3年度秋期/令和元年度秋期/平成29年度秋期

ウォッチドッグタイムの説明

ウォッチドッグタイマとは、システムの異常を検知し、システムを終了する機能です。
ウォッチドッグには「番犬」という意味があります。

ウォッチドッグタイマとはタイマとある通り、時間を計測するタイマです。

あらかじめ時間を設定しておき、タイマをカウントしていきます。正常にシステムが稼働している時は、タイマのカウントがゼロになる前にタイマをリセットしますが、システムに異常が起きている時は、タイマのリセットが出来ず、カウントがゼロになります。
カウントがゼロになると、システムに異常が発生していると検知し、システムを終了します。

過去問

応用情報技術者 午前試験
令和3年度秋期問21、令和元年度秋期問21、
平成29年度秋期問22

組込みシステムにおける、ウォッチドッグタイムの機能はどれか。

ア あらかじめ設定された一定時間内にタイマがクリアされなかった場合、システム異常とみなしてシステムをリセット又は終了する。

イ システム異常を検出した場合、タイマで設定された時間だけ待ってシステムに通知する。

ウ システム異常を検出した場合、マスカブル割込みでシステムに通知する。

エ システムが一定時間異常であった場合、上位の管理プログラムを呼び出す。

正解と解説

正解は”ア”
あらかじめ設定された一定時間内にタイマがクリアされなかった場合、システムをリセット又は終了させる機能がウォッチドッグタイムです。よって、”ア”が正解です。