この記事では、基本情報のソフトウェア編でどんなことを学ぶのかを、ざっくり解説します。この記事でソフトウェアについてざっくり学んだ後に、ソフトウェア編の記事一覧から詳細な知識を詰め込んでみて下さい。
ソフトウェア
コンピュータはハードウェアとソフトウェアで構成されています。ハードウェアはコンピュータを構成している機械の総称で、ソフトウェアはコンピュータに入っているプログラムの総称です。ただの機械であるハードウェアに命を吹き込むのがソフトウェア、みたいな感じですね。

ソフトウェアには基本ソフトウェア・ミドルウェア・応用ソフトウェアの3種類あります。基本ソフトウェアはOSとも呼ばれ、特に重要な役割を持ちます。基本情報でもOSがよく出題されます。

基本ソフトウェア(OS)
OSは、コンピュータの基本的な動作を提供するソフトウェアです。OSは制御プログラム、言語プロセッサ、ユーティリティの3つから成り立っています。

OSで提供する機能はどんなアプリでも必要な機能です。例えば、キーボードやマウスで入力した文字や操作が反映されることは全てのアプリで必要な機能ですよね。そんな機能を全てのアプリで作っていたらキリが無いです。なので、最初から、基本的な機能としてOSで提供するんですね。
プログラムの性質
私たちが使うプログラムは、普段、補助記憶装置に記録されており、プログラムを実行する時は主記憶装置へロードしてから実行します。CPUは主記憶装置に置いてある命令を実行しますからね。ちなみに、これもOSの役割の一つです。

プログラムの作り方によっては、一度ロードしたプログラムを再ロードすることなく使いまわせたり、主記憶装置のどこにロードしてもOKだったりします。ここでは、そういったプログラムの性質について学びます。
その他ソフトウェア
基本情報では上記以外のソフトウェアも出題されます。例えばAIのシステムとかですね。