応用情報技術者 PR

【応用情報技術者】メモリインタリープとは何か

記事内に商品プロモーションを含む場合があります

●メモリインタリープとは
メモリへのアクセスを高速化する方法の1つで、主記憶を複数のメモリに分けることで同時にアクセスできるようにして、アクセスを高速化する。

出題された回(平成29年度春期以降)
令和3年度秋期/令和2年度秋期/平成30年度春期/平成29年度秋期

メモリインタリープの説明

メモリインタリープとは、メモリへのアクセスを高速化する方法の1つで、主記憶を複数のメモリに分けることで同時にアクセスできるようにして、アクセスを高速化します。

今までは、複数のアドレスに同時アクセス出来ず、順番にアクセスしていました。

メモリインタリープでは、同時アクセス出来るようメモリを分けるので、より速くCPUにデータを渡すことが出来ます。ちなみに、分けたメモリそれぞれをバンクと言います。

過去問

応用情報技術者 午前試験
令和3年度秋期問9、平成30年度春期
問11

メモリインタリーブの説明として、適切なものはどれか。

ア 主記憶と外部記憶を一元的にアドレス付けし、主記憶の物理容量を超えるメモリ空間を提供する。

イ 主記憶と磁気ディスク装置との間にバッファメモリを置いて、双方のアクセス速度の差を補う。

ウ 主記憶と入出力装置との間でCPUとは独立にデータ転送を行う。

エ 主記憶を複数のバンクに分けて、CPUからのアクセス要求を並列的に処理できるようにする。

正解と解説

正解は”エ”
主記憶を複数のバンクに分けてCPUが並列的にアクセスできるようにするのがメモリインタリーブです。よって、”エ”が正解です。

ちなみに、
ア:仮想記憶
イ:ディスクバッファ
ウ:DMA制御方式
です。

応用情報技術者 午前試験
令和2年度秋期問9、平成29年度秋期
問9

メモリインタリーブの説明はどれか。

ア CPUと磁気ディスク装置との間に半導体メモリによるデータバッファを設けて,磁気ディスクアクセスの高速化を図る。

イ 主記憶のデータの一部をキャッシュメモリにコピーすることによって,CPUと主記憶とのアクセス速度のギャップを埋め,メモリアクセスの高速化を図る。

ウ 主記憶へのアクセスを高速化するため,アクセス要求,データの読み書き及び後処理が終わってから、次のメモリアクセスの処理に移る。

エ 主記憶を複数の独立したグループに分けて,各グループに交互にアクセスすることによって,主記憶へのアクセスの高速化を図る。

正解と解説

正解は”エ”
主記憶を複数のバンクに分けてCPUが並列的に高速でアクセスできるようにするのがメモリインタリーブです。よって、”エ”が正解です。

ちなみに、
ア:ディスクキャッシュ
イ:キャッシュメモリ
ウ:排他制御
です。